沖縄県浦添市 訪問看護~ターミナルケアまでご家族に寄り添った看護サービスを提供しています|きずな訪問看護ステーション

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私たちの使命MISSION

「在宅療養を選んでよかった!」をすべての人に
住み慣れた場所で自分らしい療養生活を。

私たちの未来像VISION

「10年先も大切な人に自信を持って勧められる、
地域に根差した訪問看護ステーションでありつづける」

行動指針/約束VALUE

約束1
利用者、ご家族の想いや考えを尊重したサービスを提供します。
約束2
関連機関との情報共有や顔の見える連携で信頼関係を築きます。
約束3
知識、技術の自己研鑽を行いチーム全体の成長を目指します。
約束4
仲間を想いやり安心して働ける環境を目指します。
約束5
関わる人たちが自然と笑顔あふれる絆を築いていきます。

代表者挨拶Greeting

奥間賢一朗

昭和53年(1978年)生まれ 射手座 O型 沖縄県生まれ 浦添市育ち

家族構成
妻、子2名
趣味
アウトドア(釣り、キャンプなど)
経歴
浦添市仲西小、仲西中学校卒業(バレー部)
平成9年3月沖縄県立浦添高等学校卒業(ハンドボール部)
平成16年3月那覇市立医師会那覇看護専門学校卒業
平成19年3月沖縄県立浦添看護学校卒業
平成19年4月看護師免許取得
精神科、重症心身障がい児施設、内科、泌尿器科、訪問看護

きずな訪問看護ステーションは平成25年2013年から私の生まれ育った沖縄ではじめさせていただき、これまで多くの方々の協力があり地域の在宅療養生活支援に関わらせていただいております。

2025年には全国65歳以上の方が3600万人になり、沖縄では35万人になります。
4人に1人が65歳以上という超高齢化社会を迎え今後も訪問看護サービスの安定的な供給と質の向上が求められてきます。

また、高齢者だけではなく小さなお子様から障がいがあっても、住み慣れた地域で誰もが安心、安全、笑顔で過ごしつづけるために専門性の高いサービス提供ができることが必要です。

在宅で療養する方々、そしてその周りでサポートするご家族や地域の各関連機関のみなさんと一緒にその人らしい、療養生活を支援できるよう取り組んでいきたいと思います。

きずな訪問看護ステーション物語Kizuna Home-Visit Nursing Station Story

看護師としての葛藤

なぜ看護師になろうと思ったのですか?なぜ訪問看護をやろうと思ったんですか?という質問を聞かれます。
もともと私は高校を卒業して特にこれといった目標もなくバイトに明け暮れる毎日でした。
21歳のある日、ふと自分はこのままでいいのか?家族ができたときにバイトだけで生活がやっていけるのか?とすごく不安になりました。
その頃から自分の将来について考えることができました。
社会人として人間として自分はどう働いたらいいのか・・・と悶々と考える日々が続きました。
幼少期の頃、私は喘息で入退院を繰り返していました。
病院にもよくお世話になり、私の母も看護師だったことから看護師への道を考えるようになりました。
そこで看護助手という職業から入口としてスタートしました。

これまで、ガソリンスタンドや居酒屋、カクテルバー、引越業、水の配達など様々な業種を経験してきましたが病院での看護助手という業務は思った以上に体力を使うし慣れないオムツ交換や食事介助など大変なことばかりでした。
しかしこれまでにない充実感や、やりがいがありました。患者さんから「ありがとうね~!あんたが来たら元気になるさ~」「あんた上手だね~」などと言われるとそんな苦労や大変さは吹っ飛びました。

ある日よく関わっていた患者さんの容体が悪くなり、病棟看護師や医師たちがバタバタと救急カートを持って処置に追われている現場を見ながら思いました。
「その患者さんに、もっと何か気づくことができたのではないか」とすごく考え、落ち込んだ経験がありました。その頃からぼんやりしていた将来の夢が明確になりました。
「よし、看護師になって人のためになるぞ!」そこから仕事をしながら2年間かけて那覇看護学校専門学校に合格して入ることができました。
そこから正看護師になるため浦添看護学校へ入学。

28歳で看護師免許を取ることができました。
免許を取った後は、成人一般病棟、小児重症児療養施設、精神科病棟を経験しました。
特に高齢者の方は入院したら夕方以降に不穏になる傾向があります。
「はい、家~かい、家~かい!」点滴を引っこ抜いて血だらけで歩いてるという場面に何回か会いました。
やっぱり家がいいよな。寝るときは家が安心するもんな~。と思いながらどうにか落ち着くように対応し、ナースステーションで共に朝まで過ごしたりしたこともありました。
私も一週間ほど入院したことがありますが3日くらいで家に帰りたいと思いました。すごく気持ちがわかります。
「先生ありがとうございます。だいぶ良くなったので家で休むので帰してくださいと」何回か主治医と相談したこともあります。

又、看護師によって違いますが患者さんやご家族との対応にすごく差があるな~と思いました。
私は飲食店やサービス業も経験させていただいたおかげで言葉使いや対応については気を使っている方だったかもしれません。
とても尊敬する先輩看護師もいる中で、もう経験も長く、慣れてしまったのか高齢者の患者さんに対して赤ちゃん言葉を使ったり、質問に対してそっけない態度をする看護師もいました。
病気療養する中で私たち看護師は患者さんを励まし元気にしたり勇気づけたりする必要があります。
言葉一つ、対応一つ、表情一つで患者さんは落ち込み、不安になる。ある飲食店に行くとなぜか元気なるな、又行きたくなるなという店はスタッフの表情や対応が良く一つ一つの心配りがある。
そんな感じに病棟で働く人が患者さんに対しての接遇を強化する必要があると常に考えていました。しかし、平社員の看護師にそんな教育する権限もなく複雑な思いがありました。


夫婦2人で始めた訪問看護

それから看護師としての経験を6年経験した頃、沖縄ではまだまだ訪問看護ステーションも少なく、在宅療養をサポートする看護師がいないなか自分が今後やりたいことはこれだと思いました。
看護師としての経験は浅いけど在宅療養に関する思いは深いと勝手に思いこみ開業を決意。
訪問看護ステーションは常勤換算2.5人といって看護師フルタイム2名と看護師のパート1名いれば開業してもいいよ!という決まりがあります。
そこで私の妻も看護師ということから1年かけて説得。妻「訪問看護だけはやらないと思っていた」そんな妻と一緒に平成25年の8月に開業しました。
最初の2から3ヶ月は電話すらかかってこないなか、自分の携帯から事業所の電話に故障してないかなと電話したこともありつつ。
ようやく1年経過して利用者も数名程になりました。
2年経過してスタッフも1名増えては数ヶ月で辞めていくパターンがしばらく続きました。
何が悪いのだろう・・・と考え続け、試行錯誤を繰り返し、ようやく3年目にして利用者も少しつづ増えスタッフも定着してきました。
今では看護学校の同期メンバーも仲間に加わり看護師8名となり小規模ステーションから中規模ステーションになりつつあります。


私たちが大切にしてること

私たちの訪問看護ステーションではスタッフメンバーが一つの方向に進んでいけるように目的を共有することにしてます。
私たちの目的は「人と人との絆を大切にして自宅で療養する方が安心て自分らしく生活できるよう支援する」ということです。
そこでは私たちは3つの約束をします。

まず一つ「利用者様へ笑顔で節度ある態度を心がけ気持ち良のいい看護を提供します」
二つ目に「日頃から勉強や研修を重ねて質の高い訪問看護サービスを提供します」
三つ目に「利用者様、ご家族様、各連携機関の皆様との信頼関係を大切に築きます」

そして、法人は職員に3つの約束をします。

まず一つ目に
「安心して働ける職場環境を創ります」
二つ目に
「成長できる職場環境を作ります」
三つ目に
「働きやすい職場環境を創ります」。

どの業界でも早期離職の問題はあると思います。
私たち看護職でも大体3年から4年経つと離職する方が多くいます。
離職の理由はそれぞれだと思いますが大半が人間関係だと言われています。
人生1日24時間。職場にいる時間は休憩時間も含め9時間。
週に45時間。月に180時間。年に2,160時間。
人生の1/4を共に過ごす仲間だから最高に働きやすい職場を創りたい。
そんな最高に働きやすい職場から提供するサービスだからすごく最高なサービスが生まれることを創造している。
もし、親や兄弟、子供、自分の大切な人が看護を必要としたらどんな事をして欲しい?どんな対応をされたいか?常に考えるようにしています。
これまで経験した知識や技術を看護師が「今のあなたにはこれが必要なの!!」・・と相手が望んでもないサービスを提供するのか。
それとも相手が望んでいることはなんだろう?この方は昔どういう生き方をして、どんな思い出があり、どのような価値を大切にしているのだろう?
この方にとって今、何が必要で何が欲しいとしているのだろうか?いろんなポケットから、そ~っとサービスを差出せるような私たちでありたいと思っています。

これからも「「在宅療養を選んでよかった!」をすべての人に住み慣れた場所で自分らしい療養生活を。」という理念をもとにこれからの超高齢化社会、地域共生社会へ向けて貢献できるよう常に考え、挑戦し続けていきたいと思います。

株式会社絆訪問看護ステーション
代表取締役 奥間賢一朗

ロゴマークの意味

一つ屋根の下で家族の絆、地域の絆、多職種連携の絆があり中央に自分らしく生きる本人が中心となる赤いシンボルとして絆のロゴデザインとなりました。また、〇が5つありますが5つの行動指針と笑顔を大切にする意味も込められています。

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